【30代からの不調】健康人間だった私がアーユルヴェーダから得た大切なこと

30代不調 アーユルヴェーダ

皆さんは、突然の不調を患ったことはありますか?

病院に行っても数値は正常、だけど身体には異変がある。側から見たら健康そうに見えるかもしれないけれど、本人しか分からない苦しみや悩みがある。30代以降から、少しずつ身体や心の変化を感じている人もいるのではないでしょうか?

30代・40代の女性の為の心とカラダの悩みをヨガやアーユルヴェーダ、フィットネスの視点から紐解きながら、今回は『不調』をテーマに自身の体験を踏まえながら書いていきたいと思います。

不調とは無縁の健康人間だった私

私は、現在個人でヨガ・フィットネスインストラクターとして活動をしています。大学では栄養学を専攻し、その後フィットネスクラブに就職をし、フリーとなり、現在までインストラクターとして活動を続けてきました。

生まれてから大きな怪我や病気をしたことがなく「不調」というワードは私にとっては全然当てはまらない言葉だと思っていました。そして、特にそこまで興味を示しませんでした。

幼い頃から身体を動かす習慣があり、また、インストラクターをやっていたというのもあり、体力や健康についてはかなり自信があったのです。

30代で経験した突然の不調

そんな、健康人間だった私ですが、30代を過ぎてから突然の不調を患ったのです。それは、全く前触れもなく、本当に突然起こりました。いつも通り仕事に行く前の準備をしていた時、ふと「なんか息が吸いずらい?」「なんとなくだけどいつもより息が少し苦しい?」という感覚がありました。気のせいだと思い、また仕事に行く準備を進めていたところ、少しづつその症状が大きくなっていき「何だか息が吸いづらい……」「吸っても吸っても酸素が入ってかない!」という感覚が強まっていったのです。

コロナを疑い仕事を急遽休むことに

いつもの身体の感覚ではなかったのに加え、丁度その頃コロナが流行っていた時期でもあったので、「もしかして、コロナかも!?これがコロナ!?」と不安になりました。その日は、有酸素系のレッスンを控えていたというのもあったので、「もしコロナだったら皆様に迷惑をかけてしまうかもしれない」「移しちゃいけない」と思い、急遽お休みを頂きました。

そこからすぐに近くの病院に電話をして向かったのですが、その日はコロナの疑いがあるという事で診察は出来ず、PCR検査だけして自宅待機という指示を受けました。自宅待機ではあったのですが、苦しさはどんどん増していき、横たわったり何をしても酸素が入ってこない感じが続き、苦しくて苦しくて眠れなかったのを覚えています。

そこからなんとか翌日を迎えても、まだ症状が治まらず、違う病院に問い合わせし理由を説明した上で急遽診てもらうことができました。そこでの検査にてコロナは陰性との事……。喘息の検査をしてもらったところ、恐らく喘息でしょうという診断を頂きました。

診断は喘息、それでも続く息苦しさ

喘息と聞くと咳のイメージがあるかと思いますが、咳は一切出ませんでした。喘息は咳だけでなく、症状の一つに息のしずらさ・息苦しさもあるそうです。喘息の薬を処方してもらい、しばらく様子を診ることになりましたが、息苦しさはなかなか改善されませんでした。

突然の不調による日常生活や仕事への影響

特に夜寝る時がとても苦しくて、寝たくても苦しいから寝れないという日々が続きました。また、5分くらい身体を動かしただけでも息が上がってしまい、大好きなレッスンもすることができず、「私はこんな身体になってしまったのか……」と、とてもショックでした。

自分の身体が思うように動かせない感覚、薬を大量にもらったのも初めてで、自分の身体はこれからどうなってしまうんだろうと、不安や恐怖も強まっていきました。大げさかもしれませんが、このまま死んじゃうのかな?と思ってしまうくらい、酸素が入ってこない感覚がずっと続き、とてもつらく苦しかったです。

回復しきらないまま過ごした日々

そこをピークに少しづつですが症状は落ち着いていき、また仕事復帰できるまでに。ですが苦しさはまだ続いており、1本のレッスンをするのがやっとというくらいの状態……。どうすることもできず、「時間が経てば良くなるだろう」と勝手に思い込んでいました。苦しいのに、無理をして特に気にしないように、またいつも通りの生活を送っていたのです。

現れた新たな不調が追い打ちをかける

そこから半年くらい経ったころ。お風呂上りに髪をとかしているとき、何かぶつっと頭皮にできものが出来ている感じがありました。夫に「頭ににきびみたいなの出来てない?」と髪をかき分けて見てもらいました。 

「ハゲてるよ?」

ここから私の不調の第2章の始まりです。

髪をとかす度に「最近ちょっと頭皮が痛いなぁ」という感覚があったり、髪の毛も少し抜けているような感じがありましたが、季節の変わり目だろうと気にしていませんでした。「ハゲてる?!」「え??」私は一度フリーズしてしまい、どういう事だと思い自分で鏡を確認してみました。すると、本当に一部だけ髪の毛が抜けていて、肌色になっている小さな円形を見つけたのです。

「えぇ~~!?何これ!?」

これもまた初めての体験だったので、信じられない気持ちと驚き、そして髪がないという事にとてもショックだったのを覚えています。

髪が抜け続けるショックと不安

そこからどんどん髪の毛は抜けていきました。くしでとかした瞬間にごそっと束になった髪の毛が抜け、排水溝にその束が溜まった光景はあまりにも衝撃的。円形になったところを見てみると、最初に見つけた時よりはるかに大きな円へと広がっていっており、それを見たときもさらにショックでした。

そこからしばらくして、もう1つ違う箇所にも小さな円形が出来てしまったので、これはと思い皮膚科の病院に行きしばらく通うことになりました。

「健康を伝える立場なのに」という葛藤

「病院に2つも通っている自分」
「健康を伝えてる本人が健康じゃない」

ちょっとずつ気持ちも落ち込んでいきました。「このまま髪の毛がなくなってしまったら、もうレッスン出来ないかも……」と夫に弱音を吐いたら「何で?ウィッグ被ればいいじゃん!色んな髪型出来ていいなぁ」というので「そんな軽い話じゃないのに!」とちょっとムカついてしまいましたが(笑)今思うと、ありがたかったなぁと思います。

気持ちも落ち込んでいましたが、前を向かなきゃという自分もいて、その言葉をきっかけに日が経つにつれて「落ち込んでばかりいられない」「私よりもっとつらい症状の人だって頑張ってるんだから」「もし、髪が全部抜けてしまってもウィッグつければいいのか」なんて思えるようにもなっていました。

リンパの腫れと「不調の連鎖」

そんな形で気持ちが少しづつ前を向こうとし始めた時、また1つ円形が……。さらに、なぜか首のリンパも腫れ出しました。鏡を見たり触ったりしてみると、小さいビー玉みたいなのが入っているような片側だけボコッと出ており、急いでまた病院に行って診てもらいました。

これが私の不調第三章です。

心も限界を迎えた時「アーユルヴェーダ」との出会いが転機になった

診察をしてもらい、特に悪性ではないとの診断を受けて少しホッとしました。しかし、「なんで次から次へと症状が出てくるの?」「私の身体はどうなっちゃうの?」という不安とショックで、少しまた前向きになり始めた気持ちは、また落ち込んでしまいました。

前を向こうとすると、また身体に何か異変が起こる、症状が出る。3回も起こると、「あぁ、もうだめだ。私は何をしてもだめなんだ」と、気持ちも限界を迎えていました。

そんな、心が限界を迎えていた時にアーユルヴェーダとの出会いがありました。

「本来のインストラクター像」への気づき

心ここにあらず状態を過ごしていた私は、なんとなくInstagramを開きました。すると、後に私のアーユルヴェーダの先生となる方の投稿がおすすめで流れてきたのです。ぼーっとただその先生の動画を見ていたのですが、不思議と元気が湧いてきて、先生の笑顔に癒された自分がいました。と同時に「インストラクターって本来こういうのが大事なのではないのか!?」という気付きにもなりました。

アーユルヴェーダの学びと実践で不調から回復へ

出会うだけで元気になれる、いるだけでまわりの人に活力を与えられる。

「私もこういう先生になりたい!」「その先生についてもっと知りたい」と思い、その先生が主宰されているアーユルヴェーダ講座に申し込む事にしました。そこから、アーユルヴェーダを学び実践していくことで、もう何をやってもだめなんだといった不調のどん底状態だったところから、少しずつ心と身体が回復し元気を取り戻していったのです。

30代突然の不調から学んだ本当の原因

アーユルヴェーダを学び実践していく事で、分かった事があります。

  • 何故、突然の不調が出てきたのか
  • 答えは自分の中にあること
  • 自分をよく観察すること
  • 自分が自分の先生であること
  • あれは身体からのサインだったこと
  • 自分を疎かにし過ぎていたこと
  • 自分の心やカラダの声を無視していたことetc…

自分を後回しにした結果、30代で突然に起きた不調は身体からのサインだった。私は、苦しくなってもすぐにその苦しさを受け止めず、無視し続けてしまい、苦しいのに以前と変わらないスケジュールで仕事をしていました。「苦しいけど、これはしょうがないことだよね」と、苦しさや不調を無視して、自分の身体を労わったりケアをすることは一切せず過ごしていました。目の前の人ばかりに目を向け、周りが優先で自分自身のことは後回し、自分自身を適当に扱って疎かにしていました。

自分自身のことを大切に扱うこと

もし、今、原因不明の不調で悩まれている方がいらっしゃったら、まずは自分自身の事を大切にしてみてください。自分の心やカラダの声に耳を傾け、会話をしてみてください。

しんどいところはないですか?
苦しさを感じていませんか?
何か我慢していることはないですか?

自分の内側の声を無視すると、不調につながり、やがて病気へとつながっていってしまう可能性もあるのです。不調に対する解決策は、自分の中にあります。

「〜が流行っている」「〜が良いと言われている」「簡単にできる○○方法」を試しても、自分に合った方法でないと決して良くはなりません。

自分に合った方法を見つけることが、一番の近道になります。自分に合った方法を見つけるためには、まず自己観察が大切。自分自身を観察したり、自分の内側の声と会話する「ウェルネスジャーナル」を書いてみるのもおすすめします。

同じように不調に悩んでいる方へ伝えたいこと

私は、不調をきっかけに自分を大切にすることの重要性を物凄く痛感しました。自分を疎かにしてしまったり、心や身体の声を無視したりといったことを続けていくと、いずれ何かしら症状が現れてきます。

そうならない為にも、日々の自己観察やセルフケアが重要で、年齢を重ねていけばいく程、自分を労わったり大切にしてあげることが重要になっていくのではないかと思っています。そうする事で年齢を重ねていくほど心とカラダが健幸になり、日常生活を快適に過ごすことにもつながっていきますよ。

この記事をきっかけに、少しでも自分を大切にしようと思う方が増えてくれたら幸いです。

mei

この記事を書いた人
mei
大学では栄養学を専攻し、卒業後はフィットネスクラブに就職。インストラクターとして、ヨガやエアロビクス、格闘技エクササイズ、ファンクショナルトレーニングなど様々なスタジオレッスンを担当する。

その後フリーインストラクターとして、東京・神奈川・千葉県内を中心に活動し、拠点を沖縄に移し、現在は個人でインストラクター活動を行う。

自身の不調をきっかけにアーユルヴェーダと出会い、“今の自分の心やカラダの声に耳を傾けること”の大切さを深く実感。現在もヨガやアーユルヴェーダ、身体の学びと実践を続けており、ヨガ・アーユルヴェーダ・フィットネスを通して、一人ひとりに合った自分自身が心地よくいられる身体づくりや習慣づくりを提案。一人ひとり身体も心も違うからこそ、「自分に合った運動や健康法を見つけること」を大切にしながらレッスンを行っている。

Webサイト:https://yourfitnesslife-mei.com

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